茶ネット 柳戸園茶舗

subglobal1 link | subglobal1 link | subglobal1 link | subglobal1 link | subglobal1 link | subglobal1 link | subglobal1 link
subglobal2 link | subglobal2 link | subglobal2 link | subglobal2 link | subglobal2 link | subglobal2 link | subglobal2 link
subglobal3 link | subglobal3 link | subglobal3 link | subglobal3 link | subglobal3 link | subglobal3 link | subglobal3 link
subglobal4 link | subglobal4 link | subglobal4 link | subglobal4 link | subglobal4 link | subglobal4 link | subglobal4 link
subglobal5 link | subglobal5 link | subglobal5 link | subglobal5 link | subglobal5 link | subglobal5 link | subglobal5 link
subglobal6 link | subglobal6 link | subglobal6 link | subglobal6 link | subglobal6 link | subglobal6 link | subglobal6 link
subglobal7 link | subglobal7 link | subglobal7 link | subglobal7 link | subglobal7 link | subglobal7 link | subglobal7 link
subglobal8 link | subglobal8 link | subglobal8 link | subglobal8 link | subglobal8 link | subglobal8 link | subglobal8 link

茶畑

奥武蔵の元気な茶

柳戸園が造る元気な茶は奥武蔵の気候や地質、それと、お茶の木の性質に合わせて栽培管理されています。
茶栽培で美味しい物を造るということは、その土地に合った管理方法が有るはずなのです。 つまり、1000の土地が有れば1000の栽培管理法が有る訳です。
良い物を造るには、土を知り、肥料を知り、気候風土を知り、作物を知らなければ本当に良い物は出来ません。ですから一つの栽培法にこだわらずにいろいろな栽培法を理解して、利用できる事は実行して、それをさらに加工していく訳です。これが柳戸園の茶栽培です。

元気な茶の由来

奥武蔵の元気な茶は昭和60年より不耕起栽培に始まり、徐々に有機栽培に移行してきました。無農薬にかえたのが平成3年からです。お茶の場合、無農薬と農薬を使用した物との差は殆どありませんが、それでも農薬の使用は少ないに越したことはないのです、なにより自分自身の体のためでもあります。
私の使用する肥料は、その年の気候や土壌診断、過去のデータ、そして製品の成分分析により、毎年変化させています。ですから元気な茶は堆肥を大量に使ったり、○○農法というような有機栽培とは違います。いろいろな農法を理解しての栽培なので、いつも前進を考えて栽培されています。

★元気な茶という名前は、元気に農作業をして、元気なお茶の葉を育て、元気にお茶を造り、飲んで戴いた方に元気でいてもらいたい、という気持ちを込めて名付けました。★

新茶の摘み取り 風景

毎年5月上旬から新茶の摘み取りが行われます。摘み取りには手摘み、手鋏、二人用摘採機、自走式摘採機、乗用型摘採機等があります。昭和30年以前はお茶摘み休みと言って、小学校が休みになり子供達は手摘み作業の手伝いをすることがありました

 

 

 

 

 

 

残留農薬 確認分析結果表

平成8年1月26日
依頼センター名:
確認分析センター名:東京
微量物質検査課検査番号:東微農−AT−39
依頼センター検査番号:
品名(商品名):荒茶(煎茶)
製造者・輸入者(所在地):埼玉県茶業協会(柳戸園)
販売者(所在地):埼玉県飯能市青木276

検査項目 検査結果
BHC(αβγ及びδの総和) −−
DDT(DDD及びDDEを含む) −−
エンドリン −−
ジクロフルアニド −−
ディルドリン(アルドリンを含む) −−
クロルフェンビンホス(E型及びZ型) −−
シアノフェンホス −−
ジクロルボス −−
ジメトエート  −−
ダイアジノン  −−
パラチオン −−
ピリミホスメチル  −−
フェニトロチオン −−
フェントエート −−
プロチオホス −−
ホサロン  −−
カルバリル  −−
XMC −−
シフルトリン −−
シハロトリン −−
シペルメトリン −−
デルタメトリン  −−
フェンバレレート −−
フルシトリネート −−
フルバリネート −−
ペルメトリン −−

(単位:PPM --:不検出 tr:痕跡)

但し、この結果は抽出法(急須から湯呑みに注いだ状態と同じ)によった物での結果です。抽出法では農薬の使用基準が守られていれば、農薬を使用した物と無農薬の物との差はありません。つまり、お茶は無農薬にしても、あまり意味がないのかも知れないですね。
このページのトップへ

 

独学茶栽培 柳戸園の平成10年使用肥料

年間施肥量 (10a中)
肥料名 数量(s) 窒素(含有%) 燐酸(含有%) カリ(含有%)
菜種粕 100 5.30 2.00 1.00
酒粕肥料 45 3.00 5.00 1.00
皮革粉 90 11.00
大豆粕 120 7.00 1.00 2.00
木炭粉 90 3.00 8.00
綿実油粕 200 6.00 1.50 1.00
グリーンフレンド 200 8.00 4.50
肉粕 40 8.00
あら粕 40 7.00 3.00 1.00
合計 925 59.00kg 21.35kg 13.45kg

 

夏施肥量(10a中)
肥料名 数量(s) 窒素(含有%) 燐酸(含有%) カリ(含有%)
菜種粕 100 5.30 2.00 1.00
大豆粕 120 7.00 1.00 2.00
綿実油粕 100 6.00 1.50 1.00
皮革粉 40 11.00
酒粕肥料 45 3.00 5.00 1.00
肉粕 40 8.00
あら粕 40 7.00 3.00 1.00
グリーンフレンド 100 8.00 4.50
合計 585 39.00kg 12.65kg 5.25kg

 

秋冬施肥量 (10a中)
肥料名 数量(s) 窒素(含有%) 燐酸(含有%) カリ(含有%)
綿実油粕 100 6.00 1.50 1.00
皮粉 50 11.00
木炭粉 90 3.00 8.00
グリーンフレンド 100 8.00 4.50
合計 340 20.00kg 8.70kg 8.20kg

 このページのトップへ

施肥時期の見極め

茶の施肥時期を決める為には地上部と地下部の変化を見ながらとなります、地上部の変化とは人為的な変化とか枝葉の伸長期のことです。 一般的に植物の成長は地上部と地下部が交互に成長していきますが、それぞれの植物によりそのサイクルは違っています。お茶の場合は1番茶伸長期から4〜5番茶伸長期と考えられます。また、この他にお茶の場合は摘採や整枝等が有ります。これらから施肥時期を考慮していきますと、各伸長期の終わる直前と摘採や整枝前後が最も良い結果が得られるのではないでしょうか。伸長停止後では根の伸長期に入ってしまい施肥による耕転等で根を傷めてしまう事が考えられます。
柳戸園では2月中旬、3月上旬、4月上旬、5月下旬、6月中旬、7月上旬、下旬、9月下旬、10月中旬、11月中旬の年間10回を目安に施肥しています、このうち2、3、4、6、11月の施肥は決して根を傷めないように浅耕として、深耕は7月下旬にしています。8月から9月下旬までは伸長を促し、翌年の為に養分蓄積の為の器作りを考え、木を休ませています。またこの時期に施肥をしないのは徒長を押さえる意味もありますし、この時期飯能地方は乾燥期になりますから、あえて土をかき回す行為は慎んでいます。
これは柳戸園の場合であり、他の場所での施肥時期は気候や整枝、摘採等でずれるのが当然であり、各農家の施肥時期は変らなければいけませんし、整枝などでは伸長のサイクルをずらす事が出来ますので、おのずと変化する事になります。

近年、多肥栽培による硝酸の地下水への流出が問題視されています、これを防ぐには保肥力の向上、分施による成分の少量化、保排水力の見直し、被覆肥料の利用等がポイントになると思われます。 このページのトップへ

 

私の茶栽培考

茶は好アンモニア植物なので堆肥の使用を考えた場合、無機化が早い物より有機化していく炭素率の高い物がよいのだが(炭素率20以上)併せて地力窒素の放出による窒素量も考えていかないと短期間での改良は望めない。炭素率の高い物は微生物が長期間生きてゆけるために窒素の放出は少量で長期に渡るが、微生物が死んで放出される窒素量は大で、炭素率の最適な物の使用は良質茶を造る場合に不可欠である。考え方として水はけがよい洪積層などの肥料の流亡の多い土壌では炭素率の低い物、流亡の少ない火山灰土赤色黄土では炭素率の高い物が良いといえる。

施肥についても同じ様な事が言える、流亡の多い土壌と少ない土壌に適量の施肥をすると少ない土壌の方がよい品質になる、ところが近年のような多肥栽培になると流亡の多い土壌の方がアンモニア態窒素の循環が良くなり、流亡の少ない土壌では窒素が溜まり、硝酸態窒素が葉に過剰になり品質面での向上は頭打ちになってくる傾向が考えられる、これを打破するためには前記のような堆肥の使用が欠かせない(窒素循環の活発化)また、雨量について施肥を考えると、10月以降から5月まで当地方では他産地に比べ約半分の雨量である、この場合堆肥は保水力のある物が良いのだが、同時に冬季の寒害も併せて考える必要がある、堆肥を入れて土壌の上層が凍り付いたのでは意味がないわけで、そのような物の使用は考え物である、肥料では10月からの肥料に窒素が多い場合、流亡が無いので土壌に蓄積され硝酸態窒素が溜まり易く、これが春芽にマイナスに働く場合が予想される、(味に肥料が乗らない)特にボカシ肥の場合、硝酸化し易いので10月からの気温の低い時期の施肥は一考の余地がある、低温時にはガスの発生や害虫の心配はそれほど考える必要はなく、それよりもこの時期には燐酸やカリの補給をしっかり考えた方がよい。これは茶の場合であり硝酸態窒素を良く吸収する野菜などでは、また考え方は違ってくる(有機栽培では”施肥を抑えろ”といわれるゆえん)はずである。硝酸態窒素は流亡しやすいために傾斜地などでは注意を要するいずれにせよ、土壌の性格(今までの管理による変化を含め)気候風土、使用資材を加味しながら施肥を考えていかなければならない。このページのトップへ

飯能の土壌による管理

土壌分析をしないと一概には言えない事だが小瀬戸方面にみられる土壌は砂岩、粘板岩、輝緑凝灰岩を母材とした崩積層の土壌で腐食の浸透が良く、物理性に優れている、腐食層の色は黒くはないが土層は深い、山腹から尾根に向かうほど乾性になる、大河原周辺は乾性。静岡同様の多肥栽培が比較的にしやすい、土壌に成分が溜まりづらいのでアンモニア態窒素の循環がよい、硝酸態窒素は流亡が大きくPhは肥料が効いていれば酸性化に向かうと思われる。堆肥は、保肥力を高めるために良い、肥料の少量化にもなる、炭素率は低い物が良いと思われる。

飯能丘陵、阿須丘陵、等の丘陵地は関東ローム層で腐植層が極めて少ない、土壌改良の効果が大きい、有効土層が浅いので施肥には注意が必要になる。Phは平坦な場所では成分がすぐに溜まりやすいので深い部分ではアルカリ化に向かいやすい硝酸態窒素が溜まり易いからだと考えられる。堆肥は炭素率の高い物がよい、水はけの改良は効果絶大になるはずである。傾斜地では、有効土層が少ないので肥料切れをおこし易い、流亡が大きいためだが同時に乾き易い、肥料は雨が降れば流れだし乾けばすぐに溜まるという非常に敏感な土壌で注意が必要である。

台地土壌は精明地区、火山灰の土壌で腐植層は30−60センチ位 丘陵地と比較的に同じ管理になるが有効土層が厚い分、多少は楽である。

低地、給食センターから岩沢市営住宅周辺、関東ローム層がなく砂質層、水はけが極めて良く、管理は小瀬戸同様が良いと思われる。

宮沢周辺は飯能礫層という火山灰質粘土層の上に腐植層が乗っているとおもわれるので水はけが悪い、Phは上層部と下層部で分かれ易い。堆肥は炭素率の高い物が良い結果を出すと思われる。

茶に必要な有効土層は約60センチといわれる、これを考えて、土壌分析するとき、一つの畑で最低5カ所から2種類の深さの土を採取する一つは深さ20センチ、もう一つは深さ60センチからで、これを5カ所から採り深さ別に混ぜてふたつのサンプルを計るのがよいと思う。ただし60センチまでに赤土になった時は、境付近の黒土を採る このページのトップへ

【土壌の改善目標】

Ph 4.0−5.0 (H2O)3.5−4.5 (KCI)

腐植 8−15% 最低含有量

EC (作物の塩基濃度障害の目安)1.0ms以下1.05で根に軽い症状 1.85で根に症状 2.7で葉や根にかなりの症状。ECは平たく言えば塩の溜まっている量の事だが、一概には言えず保肥力の大きさにも関係は大である。これは、海岸部などの塩害が比較的に出易い場所ではECの値が大きい場合塩類濃度の過剰が考えられるのだが、内陸部などで堆肥を使用した場合もECの値は大きくなる、これは堆肥による保肥力が増大したためであり塩類が溜まったためではない。では、内陸部で塩類が溜まるのはどういう場合かというと、カルシウム【石灰】マグネシウム【苦土】カリ等と酸類【例えば硫酸】が結合した場合塩【硫酸カリ】が出来る。という訳なのだが実は肥料成分も全て塩類なのである。堆肥などの有機質が少ない土壌に多肥による栽培が行われた場合、塩類濃度は上昇して植物に障害が現れる。ECの値は普段からの管理法により見方を変えなければならない。CECの値を参考にすると良い。

塩基置換容量(保肥率)CEC

20me以上 数値が大きいほど肥料成分を多く保持できるが粘土成分の違いにより数値は変わる。また堆肥の投入量によっても数値は変わってくる【比例】置換性塩基CaO 100−150mg/100g MgO  25−50 mg/100g K2O  25−75 mg/100g CECや塩基バランスの値と比較して、バランスが崩れたり足らない場合には生育不良が起きる。me比Ca:Mg:K 35:7:3 mg比Cao:Mgo:K2O 7:1:1

有効燐酸 可溶性燐酸(作物が利用できる燐酸)の量10−40mg

燐酸吸収計数 過大な数値の土壌では、燐酸は堆肥と混用したりく溶性燐酸を使う 火山灰土 1700以上 砂質700以下 壌粘質 700−1500 重粘質  1000−1700

燐酸の固定について、一般にはPh5以下の酸性土壌では鉄やアルミニウムと燐酸が結合して難解性の燐酸になり植物に吸収されなくなるが、茶は静岡などの多肥栽培の酸性土壌でも燐酸欠乏などの症状がみられないように、難解性の燐酸でも吸収できる能力がある。一般作物と混同して燐酸を多く施肥した場合石灰との結合により燐酸石灰という塩が出来、塩類濃度障害が起き易くなる、特に粘土質の土壌では燐酸に敏感になりすぎないようにすべきである。このページのトップへ

土壌改良資材の使用に関する注意点】

日本の土壌は地力が低い、特に普通畑、樹園地では全耕地の3分の2は不良土壌であり生産性が低い。これの原因は自然肥沃度の低さと養分の豊否が原因である。

科学的な特徴は 1強酸性 石灰、苦土、Caが少ない 2強アルミニウム性 燐酸が少ない 3低CEC 保肥力がない 低腐植 4物理性が悪い 5低肥沃度 3要素が少ない

従来は堆肥と石灰と溶隣が3種の神器として使われ、農地の生産性は飛躍的に伸びたのだが、現在でも同じようなことが行われ続けたため、保肥力のない国土では入れ過ぎになりパンクしてしまい結果として、濃度障害や連作障害等の影響が出てきている。あまりにも肥料屋や他人に頼りすぎたための弊害でも有る。

新しい対策としては1未利用資源の活用(各種廃棄物の利用、転炉スラグ、ALC等)2燐酸の有効利用(有機質肥料の施用、CEC、有効燐酸が高い場合は入れなくても良い) 3ゼオライトの施用(CECの改善ゼオライトは1度の施用で永久に残る)4有機物の適用施用(堆肥の成分の把握、堆肥も肥料の一部)5化学肥料の適用施用(余分な物は入れない、低コスト)

土壌改良、土壌診断とは

農家は自分の畑に穴を掘り、柔らかさや保水性、根の色、太さや分布をよく見てその時の状態を良く把握しなければいけない、そして土を取りしかるべき機関で化学的に分析してもらい、データに基づき肥料設計をしなければ良い土壌を作る事は出来ない。むづかしい事ではないので誰にでも出来るし低コスト化としては1番に出来ることである。

土壌改良資材とは

植物の栽培に資するため、土壌の性質に変化をもたらすことを目的として土壌に施される物。地力増進法により効果が明らかにある物を言う。このページのトップへ

肥料屋にだまされない

肥料屋は肥料を売るための店なので、これが良いと言われてもハイそうですかと買っていたのでは余分な物を買っているばかりか、障害のもとを買っているような物です、しっかりした肥料設計をするためにも土壌診断は不可欠なのです。微生物資材は効果のない物が圧倒的に多いので、過大な夢は見ないようにする。微生物資材を生かす場合は元の土壌を改良しなければ、使っても使わなくても余り効果がない。

PH調整の参考(PHが高いと微量要素が効かなくなる)

単カル(消石灰) 入れ過ぎはマグネシウム欠乏

苦土石灰 入れ過ぎるとマンガン、ホウ素等の微量要素が不足する。

サンゴ砂 苦土石灰で十分

貝化石 苦土石灰の倍量で同じ効果

有機石灰 PHの改良は出来ない

転炉スラグ ケイ酸カルシウム微量要素が豊富に入っている

PHなどの改良のための土壌改良資材は1度に思い切って入れた方が良い。袋の後ろ書きはあてにならない場合が殆どで、早く効果を得なければ翌年にも作物に影響が出てしまい結果的にはマイナスになる。土壌診断でちょうど良い数値の場合は、あえて入れることはない。このページのトップへ

ゼオライトの使用

ゼオライトは1度に思い切って入れれば、その効果は鉱物資材のために永久に続く、しかし、魔法の石ではないのです。考えながら使いましょう。ゼオライトの効果はCECの改良、アンモニアの吸着、放出 脱臭になる。普通の土壌の場合CECは10−15だが150−170の力がゼオライトには有る。ですが、ECの改善には役立ちません、使用量の目安としては1度に入れる場合1トンから5トンを10アールに入れて良い、特に砂地には効果が大きいので5トンくらい入れると良い土壌が出来る、また、粘土質に入れても排水性が良くなるし、アンモニアを吸着、放出するのでお茶などの好アンモニア植物には品質改良の効果が期待できる。(肥料の有効活用)堆肥にゼオライトを混ぜると発酵熱によるアンモニアガスを抑えられ臭いも抑える事になりアンモニアの消失が軽減できるし、間接的に畑に入っていくぼかし肥造りに土の代わりに用いても同じ事が言える。ゼオライトは安い物を使うゼオライトは品質がまちまちで福島、島根産は品質が良い、最低なのは北海道産の砂鉄入りの物、安い物ほど品質が良い物が多いので1000円を目安に良い物を探すこと。このページのトップへ

EC改良には緑肥

ECは塩類濃度ですから硝酸類のことです。これが溜まるとPHの上昇と濃度障害が発生します。緑肥(ギニアグラス、クロタラリア、ETC)を使うことにより溜まった塩類を1度畑の外に出し、鍬込むことにより肥料成分として還元できるという利点があります。また、有機物の補給にも役立ちます ECが高いときには効果が大きいので利用価値は高いと言えますが、鍬込み当初は脱窒等の注意が必要です。

その他の土壌改良資材としては、泥炭−土壌の膨軟化、保水力の改善、保肥力の改善 バーク堆肥−土壌の膨軟化 腐植酸質資材−保肥力の改善 木炭−土壌の透水性の改善 珪藻土焼成粒−土壌の透水性の改善 ゼオライト−土壌の保肥力の改善 バーミキュライト−土壌の透水性の改善 パーライト−土壌の保水性の改善 ベントナイト−水田の漏水防止 ポリエチレンイミン系資材−土壌の団粒形成促進 ポリビニルアルコール系資材−土壌の団粒形成促進。 これらの資材は上記の効果が保証されています(地力増進法により)ただし、これらの肥料袋には上記以外の効果もうたって有りますが、その効果については断定が出来ないものです。

このページのトップへ

 

茶園のデータ

1.カンザワハダニの生物的防除

使用天敵:ミヤコカブリダニ

場所:柳戸園無農薬茶園(50u)

処理日:平成9年4月3.9.16日

区分 放飼量 調査日 虫数 補正密度指数
処理区:: 10000 4月3日 171
10000 4月9日 604 230.2
10000 4月16日 343 123.4
4月23日 127 39.1
4月30日 93 27.6
5月7日 190 65.0
未処理区 00000 4月3日 131
4月9日 201 100.00000
4月16日 213 100.0
4月23日 249 100.0
4月30日 258 100.0
5月7日 224 100.0

結果: ミヤコカブリダニを3回放飼後、カンザワハダニの発生が抑制されました。しかし、ミヤコカブリダニは確認出来ませんでした。在来天敵の影響も大きいと思われ、在来天敵がいない状態での試験が必要のようです。また、路地での利用では経費の面で実用的ではないということです。

2.土壌診断

生産力分級表

項目 等級 作土の深さ 有効土層 表土の礫含量 耕転の容易 土の乾湿 肥沃度 養分の豊否 障害性 災害性 傾斜 侵食
児玉統 U 30cm以上 1m以上 なし 容易 過干のおそれが有り 15me/100g なし なし 平坦 風食を受け易い
柳戸園 U 45cm 1m50cm なし 容易 過干のおそれが有り 60me/100g なし なし 8〜15° やや流亡有り

土壌診断値

実施時期 ph EC CaO Mg K2O 有効態燐酸 塩基飽和度 備考
7年9月 4.35 0.4 206.6 23.4 44.2 198.9 31.63
8年2月 4.2 0.4 247 42.5 104.5 515.5 43.90
8年9月 4.22 0.56 109.89 22.67 52.33 192.33 20.57 ギニアグラス間作
9年1月 4.1 0.42 268 44.8 118.0 267.2 47.74 ゼオライト施用10a/3t
9年9月 4.90 0.20 241 21.00 53.00 125 35.95 雑草生

間作としてギニアグラス、雑草は土壌改良効果(EC.有効態燐酸)が大きい、ゼオライトの使用後は塩基飽和度が下がっている。

深度による土壌診断 (平成10年2月採取)

場所(深さ) Ph EC Cao Mgo K2o 有効態燐酸
A-10 4.17 0.08 411.4 31.3 59.1 129.3
A-30 3.72 0.14 36.8 33.1
A-50 4.19 0.25 41.2 8.5 41.1
A-70 4.34 0.47 75.4 27.8 59.1
B-10 4.05 0.06 195.5 32.4 9.2 113.1
B-30 4.17 0.13 232.9 35.8
B-50 4.05 0.26 72.1 37.1 11.1
B-70 5.61 0.57 309 66.4 61.8

A圃場B圃場共にPhは深くなるにつれ、弱酸性になっている。また、ECも高い数値になる、これは硝酸態窒素の蓄積と見るべきなのでしょう。茶樹が窒素を吸収しきれないでいるのか、保肥力によるものかは判断しずらい所ですが、1昨年の寒干害と無農薬による成長の悪さから吸収力の減少が影響していると考えています。窒素系の肥料は押さえ気味の方が良いようですね。塩基バランスは最深部ではとれていますが、それ以外ではバラバラになっています、面白い事に両圃場とも細根の分布は30から50センチに一番多くなっています。有効態燐酸は深耕を10数年していない為に上層部に集中してしまっています。

これらから改善点は苦土石灰の投入と深耕が急務と考えられます。また、B圃場ではカリも投入した方が良いようです。

3.施肥肥料(年間)

年度 荒茶全窒素% 施肥窒素量 施肥燐酸 施肥カリ 全体量 備考
6 6.0 40 76 9.3 850 全てぼかし肥
7 5.4 58 48.6 12.1 1050 全てぼかし肥
8 4.8 52 26.64 28.29 992 ぼかし肥40%寒干害
9 - 45 26.7 27.4 1050 ぼかし肥20%
10 - 59 21.35 13.45 925 ぼかし肥20%
11 - 44 26.7 23.66 750 ぼかし肥20%
12 - 45 19.1 15.5 820 ぼかし肥20%
13 5.2 43 22.55 23.8 1050 ぼかし肥20%
14 4.9 44 27.4 22.4 860 ぼかし肥20%
15 - 46 23.64 26.2 945 ぼかし肥20%
16(予定) - 40 24.55 26.3 820 ぼかし肥20%

お茶の場合、ぼかし肥を多く使うと製品の全窒素量は多いようです。有機質肥料ではあまり燐酸、カリに気を使わなくても刈り落としの枝葉や間作類から補給出来るようです。
このページのトップへ

ぼかし肥の作り方 ボカシ肥は茶栽培における肥料としては大変有効な肥料です。普通の肥料ではその肥効が現れるのには自然分解されるまでの間、しばらく時間が必要だが、醗酵してあるボカシ肥では肥効がすぐ現れる、またボカシ肥は有機質肥料だけでなく化学肥料でも造ることが出来るようですし醗酵に伴う有効微生物も同時に供給できるという便利な肥料ですが造るにあたっては少し注意が必要です。
まず第一に水分の管理です。いろいろな資材を混ぜてから水を加えていきますが使う肥料の重量の12%〜15%が加える水の量の目安です。よく手で握って開くとパラパラとほぐれていく水分量はこの程度の量になります。これより多い場合は握ったときに水が指の間から浮いてきますし、水分が多いと後の温度管理が非常に大変で苦労することになります。逆に少ない場合は醗酵しないまま時間だけが経つようなことになります。温度の管理は上限を50℃としてください、これ以上上げてしまうとアンモニアガスの発生による窒素逸脱が起きてしまい、元の成分量がロスされてしまいますし白く焼けた肥料になります。造り方は以下の工程を参考にしてください。

1積込み

積込む資材は有機資材、化成肥料、土、水等ですが、一般的には作物に合わせた有機資材だけで良く、種にする菌や土などは必要としませんが、必要不可欠なものは米ぬかです。よくこの菌を使うとこうなるなどといって菌の使用を売り込む人達がいますが、私は何とか菌なんて言う物はまったくの無駄遣いと思っていますし、使いたければスーパーで300円も出せば酒粕という最高の種菌は入手できます。土を混ぜる場合は深層土壌が良く表土は使用しないのが懸命です。私が使う場合は自分の茶園の株もとのハンペンや土を使います。造るときに必要な面積は積込む量の倍の坪数が目安です。私は1度に2tを4坪のガレージで作りますが最近は別の場所にするようになりました。うちのガレージの上は私達の寝室になっているので最近は遠慮しています。積込みは肥料や水をロータリー等で良く混ぜてから最低でも1メーター程度の高さに積み上げて、古くなった布団や毛布・ムシロやコモなどの通気の良い物で隙間なく覆います(間違ってもビニールシートなどの通気の悪いものは使わないで下さい)。普通はこれで2・3日経てば醗酵熱が上がってきますが、冬場の寒い時期はなかなか熱が上がってこないので、そういう時期にはポリタンクや1斗缶にお湯を入れて積込むときに中に入れておけば、短時間で発酵させることが出来ます。熱が上がると覆っていた布団の表面に水滴が付きますからわかります。

2.切返し

醗酵してからは熱が冷めないようにしながら切返しを行い、醗酵温度を50℃以下に保つように山の高さを調節していきます。ここでの注意点は必ず1度は平スコップで丁寧に切返すことです。水分は下に移動していきますから、一番下の部分は非常に腐敗しやすい環境にあるので、この部分をきれいに切返さないととても臭いものになってしまいます。スコップを使った後ロータリーをかければベターです。この切返しを1週間から10日前後続ければ水分が飛び、さらさらの良いボカシ肥が造れます。また、醗酵熱が上がってから2・3日経てば、覆いは取り除いてかまいません、温度調節はあくまでも山の高さで調節するのが早く良い物を作るポイントです。出来上がったボカシ肥は通気性のある袋に入れて置きましょう、ボカシ肥は生きているのが一番ですから。

参考、切返しは1日に1回、夏場は2回から3回するようになりますが出来上がり間近では2日に1回程度で良いようです。
豆腐カラを使用するときには水分は少なくしないと腐敗します、腐敗すると、とても近づきがたいものになります。
良い肥料は良い匂いになりますから、使用する資材にも気をつけましょう。市販のボカシ肥に良い匂いのものは少ないようです。
最初は500kg位から作り始め、慣れてから作る量を増やしましょう。材料2tを袋から開け、混ぜて積み上げるのには丸1日かかります。
酒粕の使い方は市販の酒粕を1枚バケツにほぐして入れ、水を入れてよく混ぜます。さらに砂糖を約300g程度いれて良く溶かしてからバケツに黒ビニールなどで密閉するようにふたをしておき、冬場なら日の当る軒下などに置いておきます。3日程度するとブクブクと発酵してきますからボカシ肥を積み込む時の水の代りに使います。麹の臭いのする酒粕ボカシが出来あがります。
このページのトップへ

 

 

 

| トップページ | メール | ©2003 茶ネット 柳戸園茶舗 〒357-0003 埼玉県飯能市青木276 電話042-972-2840 FAX042-971-3148